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小学一年生の時にモハメド・アリの存在を知って以来、「世界一強い男になりたい」という希望を抱き続け、
一旦は就職した会社を一年で辞めてプロボクサーを志す。
それから十九年、三十八歳にしてようやく世界に手が届くところまで登りつめた。

所属するヨネクラジムの会長・米倉健司氏も、
「チャンピオンになる奴はみんなすごいよ。西澤君の場合、この歳になって毎日努力してるし、まだうまくなってるんだよ。
大したもんだ」と、西澤の未来に太鼓判を押す。
トランクスに刺繍された「Never say can't」の言葉を胸に、西澤は今もなお進化しようとしている。

今年一月、WBA世界S・ミドル級タイトルマッチに挑戦し、第二ランドにチャンピオンからダウンを奪うも、惜しくも逆転のTKO負けを喫した。三十八歳という年齢から引退の噂もあったが、西澤は現役にこだわり続け、見事復帰戦を勝利で飾った。